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【相続】マイナンバーカードと銀行口座

政府が、現行の健康保険証を2024年秋にも原則廃止する方向で調整しているというニュースが連日放送されていますね。

マイナンバーカードと一体化した保険証の利用へと切り替えると政府関係者が明らかにしたようです。

 

まだ確定的ではないので、そういった調整が行われている程度に聞いていますが、マイナポイントを付与する特典でマイナンバーカードの普及増加を考えていたのでしょうが、思ったような結果にならず政府も苦戦しているようですね。

 

政府を中心にDXが推進され、一気にデジタル化社会になっていくのではないでしょうか。給与についても厚生労働省は9月13日に「企業が銀行口座を介さずに、電子マネー(スマホ決算)に給与を振り込む「デジタル給与払い」を、2023年の4月から解禁する」と発表しました。

 

給与のデジタル払いについては、賃金を受け取る側の希望があった場合に限り、企業などが給与を「**ペイ」といったスマホのアプリに送金するシステムで、給与の一部を銀行口座に振り込むといった洗濯もできるようになるとか。

 

まだまだ現金支払が主の社会ですが、スマホ決済の利用が進み、日常生活でも現金をほとんど使わないという人も増えており、ますますデジタルな社会になってきました。

実際に私も電子マネーで支払うことも多いですし、振込など大半はインターネットバンキングを利用しています。老若男女問わずお会計では電子マネーやクレジットで決済されている方が多く見かけます。

更に金融機関が両替の際に手数料を取り始めたり増額したりといったことも影響があるのかもしれません。

私の周りにも硬貨貯金をしていてある程度貯まると銀行に持ちこみ、両替とともに口座に入れていた人も、手数料の問題で硬貨貯金をやめて電子マネーに切り替えた人もいるぐらいです。

 

キャッシュレスは非常に便利ですが災害が発生した場合などは使用できなくなる可能性もあるので、すべて電子マネーでとはいかず多少現金を持っておくことも大事です。

 

さてマイナンバーカードの話に戻りますが、このカードは健康保険証だけではなく還付金や給付金などの受け取りの銀行口座を登録することもできます。

 

2022年現在、政府が普及のために行っているキャンペーンの一環で健康保険証と銀行口座をマイナンバーカードに連携させるとポイントが付与されます。

 

条件はありますが1人最大2万ポイントということで連携した方も多いのではないでしょうか。

 

ここで銀行口座についてのお話を少しさせていただきます。

 

以前は同じ金融機関の銀行口座を個人1人で複数口座持つことができたのですが、近年は1人1金融機関で1口座しか持てなくなりました。例えば給与が入ってくる口座と、支払いの口座を分けたいから同じ銀行なら移行手数料も安いし、もう1つ口座を開設しようといった時には追加で作れなくなりました。

 

銀行も農協も郵便局も金融機関すべてです。実際口座を開設したい旨を伝えると口座がすでに存在していないか等調べられます。

 

色々な問題があるのでしょうが、やはり金融機関での口座管理のコスト、そして振り込め詐欺に悪用されたりするからというのがあるのでしょう。

 

今後、もし新規に口座を開設する際は1金融機関では1口座までしか開設できないということを覚えておいてください。

 

個人事業を始める方などは、開業届や所定の書類を提出し審査をすることで個人事業の口座を開設できるようです。詳しくは各金融機関にお尋ねください。

 

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